2011/12/09、金曜特別ロードショー「天空の城ラピュタ」が放送された。
日本語によるつぶやきは10秒平均の計算で最大11349TPS(tweets per second、一秒あたりのつぶやき数)、5分平均で最大2710TPSを記録した。海外を含めた世界全体では10秒平均の計算で最大14594TPS、5分平均で最大5979TPSを記録した。
なお、当方の測定はサンプリングに基づくものであり、正確な数値はツイッター社の発表を待ちたい。ただ、前回のあけおめTPSが6,939TPS で、今年一年で日本国内のツイート数が2倍に成長 していることからそれ程間違った値ではないと考える。次回のあけおめTPS も今回と同程度のTPSを記録することが予想される。
ツイッター社より公式発表がありました。なんと25,088TPSでした。やはり平均化を行なうと、特にバーストトラフィックの値は小さめに出てしまいます(2011-12-14追記)。2秒平均で計算したグラフを追加しています(2011-12-17追記)。
https://twitter.com/twittercomms/status/146751974904311808
下記の青色は2011/12/09当日、赤色は1週間前の2011/12/02のグラフを重ねたものである。なお、一週間前の金曜ロードショーは「ルパン三世 血の刻印~永遠のmermaid~」 である。
2秒平均日本国内のTPS (tweets per second)
2秒平均全世界のTPS (tweets per second)
10秒平均日本国内のTPS (tweets per second)
10秒平均全世界のTPS (tweets per second)
5分平均日本国内のTPS (tweets per second)
5分平均全世界のTPS (tweets per second)
次に特定のキーワードに関する一秒あたりのつぶやき数を以下に示す。いずれも横軸は3日間分で値は5分平均で計算している。いくつかキーワードがあるなかで「バルス」だけが際立って値が大きくなっていることがわかる。
次にLTP(length per tweet 、つぶやきの平均的な長さ)の変化を以下に示す。放送中は値が乱れがちであるが、バルスの瞬間にLTPの値が小さくなっていることがわかる。
5分平均日本国内のLPT(length per tweet)
5分平均全世界のLPT(length per tweet)
最後にタイムラインの中で公式RTが占める割合を示す。放送中は公式RTが盛んに行われていたことがわかる。「バルス」の後に最大となる。
下記の動画ではTwitter(ツイッター)に対して行われた日本語による投稿のうち、ごく一部(全体の1%以下、抽出条件はランダム)を再生している。
「3分間待ってやる」の後、滅びのまじない「バルス」を唱えた瞬間の23:22:30頃(04:45)につぶやきが一気に増えている様子が確認できる。つぶやきのほとんどが「バルス」で占められている。
VIDEO
TPS監視botでは以下のように検知をした。
https://twitter.com/TPS_watcher/status/145149779909939202